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Mさん
40代

40代女性 Mさん(主症状:重度摂食障害)

40代女性 Mさん(主症状:重度摂食障害)

【重度摂食障害 改善報告】
【摂食傾向の変化と、体質への理解を通じた気づき】 
子供の頃から、私はずっと「どうしてこんなに疲れやすいんだろう」と感じていました。
運動をするとすぐに横っ腹が痛くなる、授業中も頭がボーっとして集中できない。
それを大人たちは「怠けてる」「だらしない」と言い、私は「ちゃんとできない人間なんだ」と思い込むようになっていきました。
大人になってからも、体の怠さや代謝の悪さ、肌荒れ、むくみや頭の重さに悩みながら、「頑張って普通に生きなきゃ」と無理を重ねてきました。
そして、気づけば食事が感情のはけ口になり、「過食」の波にのまれていた時期もありました。
いわゆる「摂食障害」という状態になったとき、最初は一般的な栄養指導を受け、分子栄養学のクリニックに通い、サプリを飲み…
でも、どれだけ知識を積んでも、どれだけ努力しても、心と体が一致せず、コントロールできないままでした。
半年、1年と続けた方法では改善せず、苦しみだけが蓄積していきました。
そんな中、夫が探し出してくれたのが、川本療法でした。


最初は「整体で何か変わるのかな」と半信半疑だったけれど、実際に川野先生の施術を受け、静かに上向いていく感覚が確かにありました。
副腎マッサージや生体水、サプリといったサポートを通じて、午前中にガス欠になっていた体が、少しずつ動けるようになっていきました。
週に何度かプールに通い、40分ほど泳げるようになり、旅行もできるようになってきました。
そして何よりも驚いたのは、2ヶ月間、過食衝動が一度も出ていないことです。
かつては夕方〜夜にかけて、甘いものやパン類を止められず、胃が張っても食べ続けてしまうような日もありました。
でも今は、「これで足りる」と思える瞬間がちゃんとあります。
「食べる前に立ち止まれる」「身体に聞ける」自分になってきました。
まだ完全に安定したわけではないけれど、ひとつ大きな転換点を迎えていると感じています。
【今、伝えたいこと】
私はこの体験を通じて、あらためて気づきました。
**「子どもは責められる存在じゃない」**ということ。
疲れやすさも、感情の起伏も、食への執着も、「努力不足」ではなくて、体質や神経の問題かもしれないということ。
それを知らないまま、「自分が悪い」と思い込んでしまう子が、今もどこかで孤独に苦しんでいるかもしれません。
私は、そうゆう子どもをもう増やしたくない。
子どもが「なんでこんなに疲れるの?」「どうしてうまくできないの?」と悩んだとき、社会や大人が「それはあなたのせいじゃない」と言える環境であってほしい。
努力するのは、子どもじゃなくて、大人であり社会だと思うから。
【最後に】
川野先生、川本先生をはじめ、支えてくださった全ての方々に感謝しています。
この体験が、私だけでなく、どこかで苦しむ誰かにとって希望のきっかけになりますように。
これからも、自分の体と対話しながら、安心して食べ、動き、生きていくことを大切にしていきたいです。
本当にありがとうございます。
川野追記:
Mさんは摂食障害だけでなく、睡眠障害や感情の起伏、胃腸障害など数多くの症状がありましたが、ご主人から最大限のサポートをうけ二人三脚で乗り越えました。
これまでの辛い思いと真正面から向き合い、お話を重ね9ヶ月目で症状が落ち着きました。
症状が落ち着くにつれ選ぶ言葉や所作の美しさがより際立ち、本来Mさんが持っていた良さが現れてきているように感じます。
脳内には、さまざまな神経伝達物質と呼ばれる情報の橋渡しをする物質があります。
セロトニンもその一つですが、脳内には150億以上の神経細胞があり、その神経の先からセロトニンなどの化学物質が放出され、別の神経細胞が受け取り情報の伝達をしています。
セロトニンは数万程度の脳全体でみると少ない神経細胞になりますが、その役割はとても大きく重要な働きをしています。
セロトニンは覚醒状態にとても大切であり、ノルアドレナリンやドーパミンの働きを適切にコントロールすることで情緒が安定すると言われています。
セロトニン神経の細胞体はほとんどが脳幹の縫線核にありますが、神経繊維は中枢神経系全体に分布しています。
セロトニン神経系により調節される中枢機能は、摂食行動などの本能的な行動から情動、睡眠、認知機能にまで多岐にわたります。
そのため、摂食障害の治療薬はセロトニン神経系を標的にした向精神薬が使われることが多いのです。