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高血圧と睡眠

先日、Yさんというお茶の専門家の女性とお話してきました。

初めてお会いしたのですが、気さくで飾らない性格で、奥行きのある眼差しをした方でした。

『私は営業マンなので』と仰っていた通り、話題一つ一つが深く、学びある時間を過ごさせていただきました。

今回Yさんとお会いした理由は、私の身内に若くして高血圧になった者がおり、その彼女に安心して飲める身体に良いお茶を紹介したかったからでした。

その彼女は、20代前半という若さで高血圧症の症状(頭痛、ふらつき、悪寒、赤面など)があり、高血圧であることが分かりました。

本人もその若さでまさか高血圧になっているとは想像できず、また周りの人間も予想できなかった為、病気の初期サインを見落としていました。

しっかりとした症状が出るまでは風邪だと思い込み、感冒薬を飲んでいたほど、若年性高血圧の知識がありませんでした。

高血圧の原因は一般的に、

・肥満

・過食

・飲酒

・喫煙

・塩分過剰摂取

・運動不足

・ストレス

などと言われており、彼女が当てはまるものは、運動不足、ストレス、睡眠不足でした。

この3つが原因で、血圧171/ 159という、恐ろしい数値が出ました。

明らかに、昨今のコロナ禍で過度な外出自粛などが及ぼした影響です。

一時期、若者を批判のターゲットにする報道が多かったことをご存知でしょうか?

たまの外出への視線も厳しく、その彼女は完全リモートの引きこもり生活に切り替え、それまでとは一変した日々を送っていました。

その彼女が人気のない所でマスクを外し散歩していると、後ろから見知らぬ男性に怒鳴られるということもあったそうです。

若者は皆、節操無く生きるという先入観でもあるのでしょうか?

危うい生活をしているのは、限られたひと握りの人間なのではないでしょうか?

今の大多数の若者は、堅実で現実を冷静に見ていると私は思うのです。

このような背景もあり、彼女の引きこもり生活に拍車がかかりました。

そして発症までの2ヶ月間、寝る間も惜しんで仕事や勉強をし、お風呂にも入らず気絶したように寝落ちするという、側にいる人間がハラハラしてしまうような生活を送っていました。

高血圧症が発症する前の1週間は、まるで別の人間のような言動になり、攻撃的・高圧的になっていました。

病が発症する前というのは、誰の助言も耳に入らなくなるほど、心も身体も不安定になっていくように感じます。

そんな経緯を説明し、Yさんから佳葉美人茶(ギャバ美人茶)を薦めてもらいました。

とにかく驚くほど香りが高く、美味しい高級烏龍茶でした。

私が今まで飲んだ烏龍茶の中で、ダントツに美味しいお茶で、烏龍茶独特の飲みにくさがないのです。

それもそのはず、台湾の生産農家さんの最高峰で、『神農』(シンノウ)と呼ばれる陳さんの文山茶園では、手摘み・手作りを守り続けているというのです。

神農とは・・台湾政府による生産農家奨励の神農賞(台湾民国72年(1983年)から開催)を贈られた人のみが『神農』と呼ばれる。この賞は、年に一回催されるが、一人あたり一生で一回しか与えられない。

台湾の評茶委員などのプロしか知らない、お茶のプロが購入するお茶でGABAが豊富に含まれていました。

GABAという言葉は聞いたことはありましたが、よく分からないというのが正直なところで、Yさんは詳しく丁寧に教えてくれました。

GABAとは体内に存在する天然のアミノ酸で、哺乳動物の脳や脊髄に存在するのだそうです。

そして脳内のGABAが不足すると、イライラするのを始め、大きな病気の引き金になります。

GABAを摂取することで、高血圧の予防・浮腫の改善・肥満予防・糖尿病予防・睡眠障害緩和・自律神経疾患更年期・初老の不眠の改善・アルツハイマー型痴呆症の予防と改善にも効果が期待できるというのです。

睡眠中の深い眠りの時にGABAは合成され、ストレスや睡眠時間が短く熟睡できないと、GABAは不足しがちになります。

長い人生の中で、ハードワークやストレスを回避できない時ももちろんあります。

流れに身をませるしかできない時もあるかもしれませんが、せめて、その彼女には生活に取り入れやすい佳葉美人茶から初めてもらうことにしました。

お茶を飲み始めてまだ数日ですが、血圧が少しずつ下がり、頭痛や背中の張りや悪寒等も和らぎ、深い眠りにつくことができているようです。

心や身体の不調に立ち向かう時、何か一つでも信じるものがあると、良い動機付けになりますね。

Yさんとお茶との出会いに感謝です☺️

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