【内臓の不思議】
人体の不思議シリーズ第2段です😊
私達の体の中では内臓がフル稼働してくれています。
食べてから排泄するまで、全て内臓のチームワークで働いてくれています。
細かく書くと余計に分かりにくくなるため、ここではザックリと。
口は噛んで溶かし、食道を通り胃に送りこまれます。
胃は胃酸を出し食べたものを溶かし
小腸で栄養を吸収します。
そして大腸で水分を吸収、便の形状になります。
口から入った食べ物が胃に到着するまでの時間は、約10秒。
小腸は約6m、大腸は約1、5mもあり、体内のバランスを崩すとお腹の調子も崩れるわけです。
消化管は口から肛門まで繋がっている食べ物の通り道です。イモムシのようにうごめく、ぜん動運動をして食べ物を一方向に運んでいます。
消化器は食べ物の栄養を消化・吸収・貯蔵してくれるグループです。消化管と肝臓、すい臓などが含まれます。
呼吸器では、空気から酸素を取り入れ、二酸化炭素を吐き出すグループです。気管、気管支、肺などが含まれます。
内分泌器では、ホルモンを分泌するグループ。下垂体、甲状腺、副腎などが含まれます。
生殖器は生殖に関する働きをしています。精巣、卵巣、子宮などが含まれます。
泌尿器は尿を作り、溜め、排泄するグループ。腎臓、尿管、膀胱、尿道が含まれます。
この内臓は自律神経によって動いています。
私達が寝ている間も働き、体のバランスを保ってくれている神経です。
この自律神経。
決して万能ではありません。
小麦加工食品、白砂糖が多く含まれるもの、インスタントフードを多く摂ること、ストレスを受けることで、自律神経が乱れます。
ですが、ストレスを受けると食べたくなるものはポテトチップスやコーラ、コーヒー、お酒などなどなので、感情コントロール力があると自律神経も乱れにくくなります。
自律神経は体の機能を24時間体制で調節してくれる神経ですが、例えば冷たいものを食べすぎると自律神経の働きが乱れます。
それにより腸の働きが活発になりすぎ、便の通過スピードが早くなってしまいます。
すると腸での水分の吸収が不十分になり、便が柔らかくなってしまいます。
中でも肝臓は沈黙の臓器を言われていますね。
具合が悪くても症状として出にくい臓器です。
だから弱っていても気がつけないことが多いのです。
不調で来てくださる方の肝臓部位は硬くなっていることが多いのも納得です。
完全な食生活を目指すことは現代では難しくなってきていますが、自分の内臓は自分で守るという意識を持つこと。
バランスの取れた食事、適度な運動(不調の時には別で、しっかり休養が優先です)、ぐっすり眠る。
そしてストレス発散も同じように大切です。ようは全体のバランスですね。
規則正しい生活が内臓の健康を守ってくれるのです。
〜人体の不思議シリーズ〜
【人の体は何でできているのか?】
https://counseling-amoretto.com/blog/1591/
【排尿の仕組み】
https://counseling-amoretto.com/blog/1619/
【息が吸える体】
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【味覚】
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【脳の不思議】
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