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好きかどうかわからない

 
先日、『自分の気持ちがわからない』とおっしゃる方とお話しをしました。

パートナーのことを嫌いではないけれど、好きなわけでもないというのです。

人の感情というのは、止まることのない波のように、良くも悪くも常に変動するものです。

今日は嫌いでも明日には好きになる可能性も大きく、体調やメンタルも関係していることが推測できますね。

さて、皆さんは、これまでの経験で恋に落ちた瞬間というのを思い出せるでしょうか?

相手のどんな表情や言動にトキメキを感じたでしょうか。

カナダの心理学者エリック・バーン氏によると、
『相性が最高のカップルは3段階のレベルで共感し合える』と言います。

⚪︎親の段階・・親から教えられたこと
⚪︎子供の段階・・幼少期に感じたこと
⚪︎大人の段階・・学んだこと

これら3つが共通しているというのです。
それぞれの段階で考えていくならば、

⚪︎親の段階・・世間に対する考え方や信じているものに
       共通点はあるか?
⚪︎子供の段階・・物事を共に楽しめるか?
        自然体でいられるか?
        魅力を感じるか?
        旅行や遠出を楽しめるか?
⚪︎大人の段階・・共に相手を賢い人間だと思えるか?
        一緒に問題解決に取り組めるか?

このように、価値観が近い方のほうが楽に良い関係は長く続くと考えられます。

とは言え、相手は自分でありません。
自分とは異なった考え方をするのが当然ですから、
『あなたはそうゆう考え方をするのね』と、それを受け入れていくプロセスが求められていきます。

人は恋の段階では、相手に同質を求めます。

でも、自分とは違う部分まで理解できる関係にならないと、結婚や長期的な恋愛関係は難しいものですね。

人は日々成長し、考え方や捉え方が変化していくものです。

これまでがこうだったから、これからもそうなるなどと決めつけず、今が1番成長した自分と相手なんだと常に新鮮な気持ちで相手と向かい合う、そんなパートナーシップが素敵だと思うのです。

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