【神経不調を支えるということ】
お知らせです。
次の北海道帯広市への出張施術は2026年1月9〜12日頃を予定しています。(1月11日、12日は満席)
ご質問・ご予約は下記予約フォームからお願いいたします。
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年の瀬となりました。
今年も様々なことがあった一年だったかと思いますが、皆さまにとってどんな一年だったでしょうか。
私は自分の心身のケアを改めて考える年になりましたが、人の体は忙しくしている時ほど静かにサインを出してくれます。
何かの症状がでるまで、本人の意思とは異なることを求めることがあります。
食事の好みが変わる、水を飲む量が減る、休みどころが分からなくなるなど不調の前には色々な兆候があるものですが、複数の条件が重なることにより体は常に緊張したままになってしまいます。
長期の緊張は神経不調に繋がりますが、その不調を支える家族は大きく疲労するものです。
これは当然のことで、不調の家族を責めているわけではありません。
自分が疲れている状態で不調者をもっと理解しよう、もっと寄り添おうと思うと共倒れになりかねません。
回復に必要なことは、献身ではなく持続可能かどうかです。
こういったことには正解がなく、良くなったと思ったら違う症状がでたり、こちらの対応が試されたり、申し訳なさが刺激されたり、感謝されないこともあります。
これらは神経をすり減らす条件です。
家族のための最低限の守りとして、家族だから全て我慢するのではなく疲れて当然の状況だと受け入れることです。
24時間対応では神経が休まりません。
ですが、辛い状態だと不調本人に伝えることは罪悪感や不安を強めてしまいます。
吐き出し口は専門家や友人などがベストです。
神経不調がある方にとって『家族が元気かどうか』に大きく影響されます。
家族が疲弊すると本人の不調が増し症状も重くなりがちです。
ですから、家族が休むこと、体のケアをすることは治療の一部になるのです。
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