【排尿の仕組み】
尿は体の中のいらなくなったものや水分です。
『出せないと血液が綺麗にならない』
という話しは聞いたことがあるかもしれません。
人は頑張って生きることで多くのエネルギーが必要です。
エネルギーは生み出すと同時に、疲労を生み出す毒素(活性酸素)も発生します。
『疲労とは、体内の解毒に時間がかかっている』ということでもあります。
体内から発生する毒素は、その人の弱い箇所に集まり、体(免疫)からみると異物と認知されます。
その結果、異物(毒素)を白血球が攻撃することにより、炎症症状がでます。
脳と体の解毒には、質の良い水をたっぷり摂って、こまめに排尿すること、ぐっすり眠ること、バランスの取れた食事が大切です。
食事にも水分は含まれていますが、それとは別に飲料水としてお茶やコーヒーを選ぶのではなく『水』が必要です。
体内にある、血液やリンパ液、消化液は『水』から構成されています。
お茶やコーヒーが体内を流れているわけではありません。
体内では、お茶やコーヒーが保有する栄養素や不純物を選別し、体内で使える水に精製し使用しています。
その作業は想像以上に大変なことから、水分ではなく『水』を飲んでくださいとお伝えしています。
尿はどのように作られるか?ですが、
腎臓で血液からいらないものや毒素を取り除く『ろ過』をします。
(腎臓を出たばかりの血液が一番綺麗だそうです。)
膀胱は尿を溜めておく袋ですが、空の時には潰れています。
尿が溜まってくると広がり、約200ml溜まると尿意がおきると言われています。
いらなくなったものを捨てる尿は大切です。
では、寒い時にトイレが近くなるのはなぜでしょうか?との質問があったのでこちらに。
尿をコントロールしているのは『脳』です。
寒くて汗をかいていない時には体内に水分が余っています。
その為、脳から出る『抗利尿ホルモン』(脳下垂体後葉から分泌されるホルモン)が減り、いらない水分を出すために尿の回数が増えます。
逆に、汗をたくさんかくと尿の回数が減ります。
汗として水分が出ていくから、作られる尿量が減るということですね。
地球の70%は海。
体の水も60〜70%が水。この水は体液ですが、細胞外液は約20%、細胞内液は約40%。
脳内に至っては80%以上が水。
体内の水の状態がどれだけ安定しているか?
当たり前のようにある水ですが、水の質や重要性について考えることが大切ではないでしょうか。
〜人体の不思議シリーズ〜
【人の体は何でできているのか?】
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【内臓の不思議】
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