幸せホルモン
幸せホルモンって聞いたことはありますか?
これは愛情ホルモン、抱擁ホルモンとも言われています。
愛情を感じたいと思うのは人の自然な欲求ですが人はどんな時に幸せを感じやすいのでしょうか?
今日は、幸せホルモンの簡単な増やし方をご紹介したいと思います。
幸せホルモンとは、オキシトシンという脳内に放出される物質です。
オキシトシンは、鎮痛・不安の軽減・摂食欲求を抑える・子供への親和性・他者への信頼や共感・記憶にも影響があると研究の結果で分かっています。
オキシトシンの放出は、外からの刺激、感覚刺激でもたらされるとのこと。
出産経験者は、以下の刺激により幸せホルモンが出るから、愛情を持って子供を育てられるから心配いらないよと、聞いたことがあるのではないでしょうか?
・授乳時の乳児による乳首への刺激
・乳児と見つめ合う際の視覚刺激
・乳児の匂い(嗅覚刺激)
・乳児の泣き声(聴覚刺激)
では、母親以外の成人の男女はどのようにしたら良いのでしょう?
研究では、マッサージ15分で血液中のオキシトシンの量が増加したそうです。
他には、
・美しい景色を眺める
・好きな音楽を聴く
・美味しいものを食べる
などの五感を刺激することも有効です。
ですが、忙しい時には五感を刺激することも難しいですよね。
もっと手軽にオキシトシンは分泌を促す方法はないのかと調べていったところ、
『他者との触れ合い』が効果的だと分かってきたのです。
人を思いやる、感謝するなどでもストレスが減りオキシトシンが分泌されていくそうです。
人に親切にすることによってオキシトシンが分泌されるのって、一石二鳥ですね。
良い行いをした後に清々しい気持ちになるのは、オキシトシンによって幸福感がもたらされる為だったのですね。
また、幸福ホルモンの材料となる栄養素の摂取が欠かせません。
オキシトシンの合成には、ビタミンC・ビタミンD・マグネシウム・タウリン・カフェインなどが関わっています。
オキシトシンを増やす食べ物として、以下のような食品が勧められています。
【ビタミンC】
- レモン
- ブロッコリー
- キャベツ
- トマト
- スプラウト(豆苗やカイワレなどの発芽野菜)
【ビタミンD】
- 卵
- キクラゲ
- 牛乳
- アンコウ
※ただし、食事で摂取したビタミンDは体内で使われにくいので、日光浴やサプリメントで補う
【マグネシウム】
- ニガリ
- 豆腐
- ケール
【タウリン】
- 肉類
【カフェイン】
- コーヒー
- お茶
毎日の食事に少しずつ取り入れてみるのが良さそうです。
パートナーがいる方もいない方も、
自分でケアできる幸せホルモンの増やし方、ぜひ日常に取り入れていってくださいね😊
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