
【不安を感じやすい】
不安を感じすぎるというのは、心だけでなく体も過剰に反応します。
ですから、心だけ、体だけのアプローチでは不安は改善されにくいのです。
心と体の両面からアプローチしていくことで不安は改善していきます。
心は、思考の癖とストレス耐性の弱さがあり
体は、不安や恐れに過剰に反応する脳の扁桃体の暴走と、扁桃体を抑制する働きのある能の前頭前野の機能低下からきます。
扁桃体は感情を司り、前頭前野は理性を司っています。
危険を察知するため、脳は理性より感情を司る扁桃体に情報がいくようなシステムになっています。
そのため、不安や恐れの感情は誰にでもおこるものです。
通常であれば、不安や恐れの感情があっても、理性を司る脳の前頭前野が働き過剰な不安や恐れを抑制します。
そのため、扁桃体への刺激を抑制できず過剰に反応してしまい、不安や恐れが大きくなっていくのです.
不安や恐れを和らげるには、思考の歪みの修正と、ストレス耐性をあげることで、扁桃体への暴走とストレス過剰の前頭前野の機能低下を改善していくことになります。
一つの対応として、見通しを持つ考え方を意識すること。
見通し力が弱いと不安や恐れがおきやすくなります。
見通し力が弱いために何がおこるのかわからない不安や恐れがありますが、見通しを立てて考えることも大切です。
何をしたらいいのかが明確になるため、安心感をもてるようになります。
安心感をもつと、扁桃体の過剰反応がなくなり、前頭前野の抑止力も働き、過剰なストレスから適度なストレスになるため、ストレス耐性もついていき不安も和らいでいくのです。
また、体からのケアも必要です。
不安から過緊張となり、皮膚感覚が敏感になりますから(人により鈍感)、皮膚(神経)へのアプローチをすることで不安を遠ざけることができるのです。
五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の5つ)の1番のボスは皮膚です。
皮膚へのアプローチで過剰になった五感も和らげていくことができるのです。
この記事へのコメントはありません。