【味覚】
【お知らせです📢】
2023年11月2日、北海道帯広市で2〜3ヶ月に一度、施術をスタートします。ご希望の方、症状のご相談は下記までご連絡くださいませ。
コロナ後遺症で味覚障害がでている方から、味って何でわかるんでしょうね?とご質問いただきました。
そもそも舌のどこで味を感じるんでしょう😊
味を感じるのは、舌にある『味らい』という器官です。
舌をよーく見ると、イボイボ(舌乳頭)にある小さなツブツブがありますよね。
そこが味を感じるセンサーです。
ところが、コロナに感染したり風邪をひいたりすることで舌が荒れると、味らいが機能しなくなり味がしなくなります。
舌は健康状態をチェックしやすく、舌をベーっと出してみるとその日によって形が違うことがわかります。
・舌のふちがでこぼこしているときは、疲れや浮腫、下痢や目眩が出るかものサイン
・白い苔状の舌苔がまだらにあるときには、免疫力が下がり、生活リズムの崩れの可能性
・舌の表面がひび割れているのは水分不足、便秘や高血圧のおそれ
高齢者に舌のひび割れている方が多いのも納得です。
また、味は味らい以外でも感じています。
それは匂い。
鼻をつまむと食べ物の味がわからなくなりますね。
娘が小さい頃この話をしたら、嫌いなものは鼻をつまめばいいんだね!と言っていました。
まぁ、そうなんですが、そうだねとも言いにくいところでした(笑)
では、匂いでなぜ食べ物の内容がわかるんでしょうか?
食べ物の匂いを嗅ぐと、匂いの情報がこれまで食べた記憶と結びつくからと言われています。
食べ物の味は、舌で感じる甘味や塩味、鼻で感じる匂いを合わせて判断されています。
そうそう、ある匂いを嗅いだとき、その匂いにまつわる昔の記憶が蘇ることありますよね。
その現象をプルースト効果と言いますが、自分にとって懐かしい匂いを嗅ぐと脳の記憶と瞬間的に結びつき、その時の様子や気持ちを思い出すことがあります。
匂いの記憶は母胎内から始まっていると言われていて、お腹にいたときにお母さんが食べたものの匂いは赤ちゃんも嫌がらないという研究結果もあります。
生まれる前から、お母さんの食べたものの匂いを感じて記憶している。
人の体って沢山のことを教えてくれるんですね😊
〜人体の不思議シリーズ〜
【人の体は何でできているのか?】
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【内臓の不思議】
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【排尿の仕組み】
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【痛みの不思議】
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