
【今のまま10年、20年、30年過ぎたなら】
不調が強い時、このまま時が過ぎたらどうなるだろうか?という不安がありましたが、できるだけ考えないようにしていた私がいました。
以前の私なら、これまでと同じ生活を送っていたら薬の量は更に増えていたことでしょう。
娘達は更に切なく、学生生活を楽しみきるところまでいかず、本当にやりたいことも見つけられず、仕事はできたとしてもフルタイムはできず、結婚や子育てまでできる体力はないのではないか?と感じる状態でした。
娘達にも、将来のことは考えていたか?と聞いたことがありますが、以前の私と同じように『考えないようにしていた』と言います。
自分の不調が長くなってくると、いつか向き合わざるを得なくなること。
それは、『このまま歳を重ねていくのか?』
本気で10年後を考えてみた時、24歳の長女は34歳に、20歳の次女は30歳に、当然の如く私もプラス10歳に。
私の体力も落ちていきますし、いつまでサポートできるのか?いつまでサポートが必要なのか?このまま不調が育ったら?という恐怖にも似た感情がありました。
真剣に考えれば考えるほど恐ろしい未来を想像していました。
その一方で楽観的な私もいました。
栄養のあるものを食べストレスを減らし十分に休めばきっと私も家族も皆んな元気になる、と。
ですが、休んでるだけでは改善しにくい症状もあるのです。
例えば、起立性調節障害は大人でいう慢性疲労症候群で、休息と処方される薬だけでは難しく、
アトピー性皮膚炎は皮膚に塗り薬を塗れば痒みはおさまりますが、睡眠障害や内臓疲労まで改善させることは難しいのでしょうし
精神疾患は服薬治療が一般的ですが、何十年も薬が必要な方が多いのも現実です。
薬が必要な方ならば、服用している間、まずは薬がよく効くような体にしてあげなければなりません。
深く考えたことはあるでしょうか。
この先の人生
どんな人生を歩んでいきたいのか?
と。
ビジョンが不在だと何をしていいかわかりません。
ビジョンがあれば、アクションは自然と見えていくものですね。
体も心も必要な分は手をかけ、不必要なところを省くことで楽にしていけるのです。
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