体の健康と心の健康の関係
今日は、体の健康と心の健康は密接に繋がっているというお話をさせていただきます。
お話に来てくださる40代〜60代のクライアントさんの殆どが、心の不調を訴えていらっしゃいます。
それと共に、体調も芳しくないことが多いのです。
「心が不調になったから、身体も不調になった。」
このように考えていらっしゃいます。
私も以前はそう思っていました。
しかし、私自身が心身を患ってみて、分かったことがありました。
心の健康を目指すときに、食事療法も必要だということを。
体調が回復しなければ、肯定的な考え方も難しいのです。
飽食の時代になり、情報が豊富で、選びとることが難しいと感じるかもしれません。
食事を考える時に最も大切なことは、
『私達は日本人である』ということです。
日本列島に昔からある食材を食す、ということなのです。
なんだ、そんなことかと思われるかもしれません。
当然だ、当たり前のことだと感じるかもしれません。
ですが、この当たり前が、現代では不適合だとも思っていないでしょうか。
日本人はおおよそ一万年前から、その土地にある食べ物を食べて体を作っています。
現代では、輸入品や加工した食品が簡単に手に入り、安価でしかも簡単に手に入れることができます。
また、ブロッコリーが良い、ヨーグルトが良いなどと聞くと、情報の波に飲まれ、つい飛びついてしまいがちです。
しかし、昔から日本人が口にしていたものは、
・米
・イモ類
・木の実
・豆
・魚介類
・イノシシ
・シカ
・クマ
これらが中心でした。
現代ではイノシシやシカを常食することは難しい為、参考にするのは限界があります。
おおよそ、日本に昔からある食べ物を選び取りましょうということなのです。
また、人間には味覚があります。
味覚は元々、食べていいものと食べてはいけないものを区別するために存在しています。
その為、美味しいと思うものは、身体が欲しているということでもあります。
塩分や油、甘い物もそうですが、あまりにも極端な制限をする必要はないのです。
ただし、砂糖のように、ここ100〜200年で使うようになってきたものは注意が必要です。
ベースは日本に昔からある食べ物にし、近代の食べ物を少量にするというのが、現代で取り入れやすい食事法だと考えます。
古来から日本人の身体は、魚と肉、根菜、木の実、米を中心に作られてきました。
あなたの身体は何で作られていますか?
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