【心配性の気質】
今日は、心配性についてのお話です。
私たち日本人は、島国に生まれ育ち、心配性な気質を先天的に持っていると言われています。
セロトニントランスポーターSS型という、セロトニン(幸福ホルモンと言われていますね)が出にくい遺伝子を持っている人が多いと研究結果からも分かっています。
セロトニンが出にくい遺伝子を持っている人は東アジアの人に多く、欧米の人には少ない傾向があります。
つまり、「心配性の人が日本で生き残れた」結果とも言えます。
私の子供時代はなかなかに敏感で、常に人の目が気になっていました(親はさぞかし育てにくかったでしょう苦笑)。
相手の表情や声色や仕草まで、なぜそうするのか?と意味を考えていた時期もありました。
これで勝手に疲れていました。
当時は子供だったため、私が敏感だということに全く気付けませんでした。
しかし今は、周りが気になっていた理由が分かります。
感受性がとても強かったこと、セロトニン不足傾向であったのです。
あなたは、他人を気にしすぎてしまうことはないでしょうか?
気にしないことを日常化できたら、どれだけ生きやすいでしょうか。
完璧にとはいかなくても、他人と比べず比較せず、自分は大丈夫だとまず自分が信じてみることが大切です。
日本は和の国です。
心配な事でも周りの人と協力し合ったり、自分に合った集団に属することで不安が軽減されますね。
また、『生き残る上で培った心配性という気質がある』と知ることで、長く不安になることから脱却できるかもしれません。
もし失敗しても、『グッジョブ!!(よくやった!!)、これが最善だった!!』とポジティブなエンカレッジ(勇気づけ)があれば、また笑顔で前を向いて歩いて行けそうではありませんか😊🍀
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