【胃弱が長く続くことで精神にも影響がでる】
お知らせです。
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日々、現場で感じていることですが、胃腸が弱い状態が長く続くことでメンタルは揺れやすくなります。
胃腸の弱さからくるメンタル低下は、身体的、神経的、栄養学的の3方向からみていく必要があります。
胃腸が弱いということは、それだけで自律神経の負担になり、不安や落ち込みに繋がりやすくなります。
なぜなら、胃腸は副交感神経が働いてはじめて動いてくれるからです。
胃が弱くなると、
・胃の不快感
・お腹の張り
・常に気持ち悪い
・消化できないストレス
これらが交感神経の過緊張を引き起こし、
不安、焦り、緊張、気持ちが沈むことに繋がりやすくなります。
本人の性格の問題ではなく、身体が心に影響しているのです。
また、食べたものを消化・吸収できないということは、神経伝達物質が作れないということでもあります。
セロトニン、GABA、ドーパミンなど心の安定に関わる物質が作れなくなります。
胃腸の弱さがある方ほど
・朝から不安
・焦り
・気力が湧かない
・ネガティブな思考
これらがおこるのは当然の反応です。
また、脳と胃腸は双方向に繋がっています。
脳と腸は迷走神経で直接繋がっているため、胃腸の不調が強いと不安、緊張、危険という信号を受け続け、精神症状に近いものがあらわれやすくなります。
脳から体に影響することもありますが、体の状態が精神に影響することもあるのです。
胃腸の弱まりは食べたものの吸収が落ち、神経伝達物質が作れず、自律神経も不安定になります。
メンタルの不調はメンタルケアだけでなく、胃腸を守るケアも同時に必要ということになるのです。
そして、胃腸障害が長い方は通常の栄養療法ではうまくいかないことがあります。
同じ症状でも、一人一人体質や背景により必要なケアは異なります。
無理のないペースで、その方に合わせて整えていくことが大切であろうと考えています。
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