【敏感体質は鈍感になれるのか?】
私も私の娘達も感覚の敏感さを持って生まれてきました。
今は時折やや敏感〜鈍感のグラデーションを保ちながら、以前とは違った感覚で過ごせています。
生まれつき、遺伝とも言える敏感さ、繊細さがありますが、敏感さは体のどこからきているのか?
長く長く、脳だと考えていました。
脳で間違いではないのですが、私達の体の感覚器官は、視覚・聴覚・臭覚・味覚・皮膚感覚・粘膜感覚・気配感覚とあり、『皮膚(粘膜)』が敏感なことが繊細さを助長させていました。
心理の勉強、宗教学の学びにはない視点にとても驚いたこと。
それは
『皮膚(粘膜)の敏感さが感覚の敏感さを生み出していた』
皮膚(神経)を落ち着かせる施術を自宅でしたことで娘2人が寛解・大幅改善し、納得せざるを得なくなりました。
川本療法を学び、薬に期待する効果を施術でできること、自分が手技療法ができるようになってもまだ半信半疑でした。
信じたいor信じられないの、せめぎ合いでした。
しかし、これまでにやれることをやり尽くしたからこそ、今までとは違うことをやってみようと思えたわけです。
川本療法が得意としている膠原病、自己免疫疾患、アレルギー、アトピー性皮膚炎などの現代病は
『感じ過ぎて 治しに行き過ぎる』
ことが原因です。
これは現代医療も分かっていて、感じないように抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤を使いヒスタミン反応やサイトカイン反応がおきないようにしています。
そして、患部に血液が集まりすぎないようにステロイド剤を用い、免疫が集まりすぎないように免疫抑制剤を用いています。
これは、薬を使って感じにくくし治しに行きにくくしているということです。
通常、免疫力を上げましょうと言われます。
どの雑誌にもテレビでも免疫力アップの特集が組まれています。
医療では行き過ぎているものを抑えているのに、一般的には免疫をあげようといいます。
治しに行き過ぎているならば、過ぎているものを落ち着かせなければならないということでもあります。
だからといって薬を否定しているわけではありません。
必要な時に必要な量の薬を飲む、私も必要な時には薬を用います。
ただ今は、病院も薬も必要なくなったため使っていないだけというだけです。
アドレナルセラピーでは皮膚(神経)刺激で極力薬を使わず身体システムを正常化します。
この身体システム正常化が、人の表情や言葉への敏感さ、音への敏感さ、匂いの敏感さ、皮膚感覚の敏感さが遠ざかるということでもあります。
人の言葉、表情、匂い、味、光、音、衣類の違和感があった娘達は、受け入れられるものが増えており、随分生きやすくなっているように見えます。
感受性の豊かさは持って生まれた才能です。
しかし、感覚が敏感過ぎることで自分や相手を傷つけて(体内攻撃して)しまうのなら。
敏感さを遠ざけるために、心地よい神経刺激が不可欠なのです。
🌱
💡次の帯広出張施術のお知らせ
この記事へのコメントはありません。