【3年3ヶ月の奇跡】
次回の北海道帯広市への出張施術は2026年10月です。
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「先生、私に何してくれたん?」
「全然痛くなくなってるんだけど!」
施術が終わり、お声をかけると、お母さんはすっと起き上がり、私を軽くポンポンと叩きながら笑顔でそう言われました。
そして、その場で腕をブンブンと振り回し始めました。
施術の途中で、娘さんがお母さんに尋ねました。
「今の痛みはどのくらいからどのくらいになったの?」
返ってきた言葉は、
「9割から2割」
長年リウマチを患い、「死にたいくらい痛い」と話されていたお母さん。
その姿を見守っていた娘さんの表情は、忘れられません。
でも、この日の笑顔は、一回の施術だけで生まれたものではありません。
ここに辿り着くまで、3年3ヶ月という時間がありました。
最初にご相談くださったのは、お母さんではなく娘さんでした。
「母の痛みを少しでも楽にしてあげたい。」
そんな切実な想いでご連絡をくださいました。
しかし、お話しを伺うと、娘さん自身も長年、摂食障害や睡眠障害、低体温に苦しまれていました。
私は娘さんにお伝えしました。
「急がば回れです。
まずはあなた自身の身体を整えましょう。
あなたが元気になることが、お母さんを支える一番大きな力になります。」
お母さんを助けたい気持ちが強いからこそ、遠回りに思えたかもしれません。
それでも娘さんは、その言葉を信じ、目の前のことを一つひとつ積み重ねてくださいました。
約1年で長年苦しんだ過食症が寛解。
さらに約1年後には睡眠障害も寛解しました。
それだけでも十分大変な道のりです。
それでも娘さんは歩みを止めませんでした。
月に一度、関東から関西へ帰り、二泊三日でお母さんの施術を続けられました。
途中、お母さんの体調が悪化し、入院されたこともありました。
思うように進まない時期もあり、不安な日々もありました。
そして迎えた今回の東京施術。
実は来られる直前、お母さんは
「このまま寝たきりになるのかな…」
「綾子さんのところへ行けるかな…」
と弱気な言葉を口にされるほど、体調が落ち込んでいたそうです。
それでも娘さんは諦めませんでした。
ゆっくりでいいから、と励ましながら東京まで連れてきてくださいました。
施術中、お母さんは「気持ちいい」と言いながら、いつの間にか眠られていました。
体位を変える時には、すっと目を覚まされます。
その変化だけでも、身体が安心できる状態へ向かっていることを感じました。
施術が終わったあと、娘さんが
「次は2週間後だよ。次も来られる?」
と尋ねると、
「来る 来る!」
と笑顔で即答。
さらに、その日の夜、娘さんからこんなご連絡をいただきました。
「今日は本当にありがとうございました。
ここまで来るのに不安な気持ちも沢山ありましたが、乗り越えてきて良かったです。
帰りはタクシーを使わず歩いて帰りました。
それだけでなく、駅から少し離れたお店で外食までできました。
いつもなら平均700歩前後だった母が、今日は7,884歩も歩いていて本人もびっくりしています。」
このメッセージを読んだとき、胸がいっぱいになりました。
私は施術をしました。
でも、この日を迎えられたのは、娘さんが3年3ヶ月もの間、諦めずに積み重ねてこられたからです。
ご自身の身体を整え、お母さんを支え、小さな変化を信じ続けてきた時間。
その積み重ねが、お母さんの笑顔につながりました。
身体は一日では変わりません。
けれど、人の身体には回復する力があります。
そして、その力を信じて積み重ねた時間は、決して裏切りません。
今回、私が一番感動したのは、お母さんの笑顔だけではありません。
「母を助けたい。」
その想いを3年3ヶ月、行動に変え続けた娘さんの姿でした。
その積み重ねがあったからこそ、この日の笑顔に出会えたのだと思います。
本当にありがとうございました。
娘さんが写真を撮ってくれました。


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