【日常に馴染ませる】
子供達にどうしてそんなに施術できるの?と、言っていただくことが多くなりました。
ご家族を施術される方にとって、限られた時間をどう使うか?は、重要なことになりますね。
仕事、家事、育児、自分の趣味、その他にも自治会やお子さんの学校の役員をしていたり、仕事の疲れもあったり。
その中でどう時間を捻出するか?を考えますね。
私の場合は2人の娘を自宅でケアするために、私の中の優先順位を決め、施術を1番にしました。
『施術時間と私の仕事に合わせて生活する』
これを丸2年徹底しました。
まず、仕事を半分にし(ここが一番の腹の括りどころでした)長女と次女の症状の強さに合わせて施術の時間を決めました。
長女の症状の最も重かった約2年前(2021年7月)は、16時間以上の過睡眠(多い時は18時間)があったため、朝晩1時間20分ずつの温圧を死守するように心掛けました。
次女はアトピー性皮膚炎や起立性調節障害や頭痛やPMSがあったため、夜寝る前の施術を40分〜1時間確実に確保できるように、家事を前倒しするか、できなければある程度は諦めるかというスタンスでいました。
家事を諦めるとは言っても、最低限食事だけは何とかしなければなりません。
ですので、一度に沢山の種類が摂れる豚汁や三平汁、ミネストローネやボーンブロススープなどの作り置きは必要でした。
多い時には1日4時間以上の施術に、仕事に家事にというスケジュールは、私が私をメンテナンスしなければ当然もちません。
そのため、自分の自己指圧に30分、疲労が溜まってきたと感じた時には子供達の施術時間を少なくし、自分に2時間以上かけています。
もちろん、サプリメント療法や栄養療法も取り入れています。
自分での自己指圧ケア、体調に合わせたサプリメント、食事からの栄養と睡眠。
睡眠が足りないと感じた時には仮眠を30分〜1時間もプラス。(たまに起きてこれず昼寝なのに3時間以上寝てたこともありましたが。それも良しとしていました。)
そして隙間を縫って、家事と少しずつの勉強。
完璧を目指さず、全体のバランスを取るという私なりのルーティーンです。
このような生活のため、これ以外のことは全て省きました。
例えば、趣味は全カット。
体に何か症状が出ても病院に行く暇も惜しいので、小まめに自己指圧でケア。
やることは、シンプルに生きるために必要なことだけ。
施術を始めたばかりの頃は、愚痴っぽくなる自分がいました。
好きなことをできない生活を選んだのは自分なのに、何で私ばっかりこんなに大変な思いをするんだろう?そんな風に思う自分が時折顔を出しました。
ですが、娘達の体調は私の大変さを遥かに上回るものだったと理解できてから、目の前のことに集中することができています。
何より、私が30代のころ重度の副腎疲労になったことがあり、寝たきりの辛い思いはさせられないというのが一番のエネルギーになっていると思っています。
一般医療と整体・接骨院などを併用しても思うように動けるまで10年以上かかりましたから。
ストレスは溜まらないのか?というご質問もありますが、溜まらないように自分のやり切れる量を常に考えました。
特に、家族内での心の摩擦を起こさないよう、細心の注意を払いました。
施術をやり続けるには心の不調和を起こさないことが最も大切だと思ったからでもあります。
我が家の場合、遺伝の影響も強く症状も重かったため、快くなってきたと感じ始めるまで1年半以上かかりました。
母親と娘という関係性が良い時もそうではない時もあり、娘達からも『いくらやっても治らないじゃない』と言われ、諦めたくなるほど長いトンネルでしたが、明るい出口が見えてきています。
川本療法は裏切らない。
これが真実だと思っています🌱
※1 約3時間の温圧は体の切り替えに大いに役立ってくれました。川本先生曰く…3時間もできたら何の病気でも遠ざかるね。 皆さんにも温圧の凄さを体感して欲しいです☺️
※2 写真は元気になってきた長女と国立新美術館に行った時のもの。私も長女も美術館好きです😊
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