【子が望む親の視界1】
お知らせです。
3月13日(金)15時〜18時頃まで
温圧施術練習会を開催いたします。
料金12,000円、残席2名様となっています。
ご質問、ご予約は以下からお願いいたします。
https://counseling-amoretto.com/contact/
次回の北海道帯広市への出張施術は2026年5月末〜6月頭頃を予定しています。
ご予約、症状のご相談はこちらからお願いいたします。
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発達障害者とそれ以外の人間の間には互いの脳の特性から生じるギャップが存在します。
能力の優劣ではなく、感覚の受容、情報の認知プロセスといった神経の働きの違い、ギャップ故に過大になる疲労などによるものであり、社会を構成する大多数の人間の脳神経と違いがあるために、多数が作り上げた社会に適合することが難しいのです。
幼い頃、私はとても弱く難しい子供でした。よく癇癪をおこして泣き喚き、日差しを嫌がり、偏食は強く、すぐに体調を崩す子供時代だったそうです。今では全ての理由が発達障害、あるいは感覚過敏に由来するものであったとわかります。しかし当時は知る術もなく、母は非常に苦労したそうです。
もし理由がわかっていれば、自分の子供の特性を早いうちから知れていたら、取れる対策も、その後の人生への向き合い方も大きく変わっていたのだろうと思います。
私には辛いことが数多くあります。その中でも苦手な服の肌触り、食べ物の味や食感、大きな音は、ただそれを感じるだけでストレスの許容量が一杯になってしまいます。しかし、辛いことを認識できるようになるまでにはある程度の発達が必要でした。自分の感覚に言葉を得るまで、自分の感覚が正しく知覚できるようになるまでは泣いて叫び、不機嫌になることしかできません。持って生まれた神経過敏はコントロールができないからです。この状態をどうか我が儘だと思わないでほしい、そして、嫌なことを言葉にできるようになったら話を聞いて、怒らずにそれを遠ざけて欲しいのです。
そして私が両親にして欲しかったことは何よりもまず、適切な知識を身につける意欲を持つことでした。
知識を身につける意欲を持つということは、一般的な尺度だけで測るのではなく、その子自身を見るということ、特有の感覚を軽視せず、人を人として扱おうとする尊重の態度です。
知識があれば理解できるわけではありません。理解するまでには心理的なハードルをいくつも乗り越えなければいけません。しかし、少なくとも認知特性や環境の不一致として捉えることはできます。知識がない場合、困難は努力不足や性格の問題として個人に責任が帰属されてしまうのです。
まずは自分の子を一人の人間として認識すること。総数から出力されたデータや、多くの人間の中で共通している大きな判断要素が適用されるわけではないと頭の片隅に置いておくこと。
しかし、発達障害のお子さんを育てている親御さんが常に懸命であることを知っています。自分の常識が通用しない人間を育てることの大変さは言葉に尽くし難いものです。
だからこそ私はこのテキストを発達障害を持つ親御さんに特に読んでもらいたいと思っています。親を否定し、子供の言うことを聞いてもらう存在にしたいからではありません。発達障害で悩む当事者の解決策を書いていくことが、子供本人だけでなく、育てている人の負担を軽くできるのではないかと考えているからです。親が疲弊しすり減ってしまう前に情報を活用して欲しいのです。
発達障害や感覚過敏は人によって個人差が大きく、明確な基準が設定しにくい現状があります。問題を解決するために対話が必要不可欠ですが、初めからそこに行くことは簡単ではありません。
しかし、親御さんが情報を知ろうとすること、理解しようと試みることは最初の一歩になると思っています。
発達障害、感覚過敏がある10〜20歳前後の方々とそのご家族に向けたカウンセリングを行っております。メンタルや生活、環境に関するカウンセリングだけでなく、進路や人生設計といったご相談も承っております。
電話もしくはオンライン相談1時間5,000円です。
お申し込みは以下よりお願いいたします。
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過去ブログ
【子が望む親の視界 序】
https://counseling-amoretto.com/blog/3544/
①重度副腎疲労/慢性疲労症候群 長女ブログ
https://counseling-amoretto.com/blog/2895/
②慢性疲労症候群と感覚過敏
https://counseling-amoretto.com/blog/2941/
③慢性疲労症候群と味覚
https://counseling-amoretto.com/blog/3144/
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