【子が望む親の視界 序】長女ブログ
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次回の北海道帯広市への出張施術は2026年5〜6月頃を予定しています。
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最重度の副腎疲労・脳疲労だった長女がブログを書いてくれました。
同じように不調で苦しんでいる方、不調なお子さんを支えている親御さんに届いて欲しいと願っています。
今回から、子が望む親の視界というタイトルでテキストを上げていきます。
子供の願いというものは適切な時期に親には伝わりません。
なぜなら子供の言葉は抽象的で適切な語彙を持たず、また、自分を理解することができないからです。
それ故に子供は自分の苦しみを自覚せず、親に伝えることができません。自覚した苦しみは、強い感情の発露、ヒステリーや暴力、あるいは鬱、摂食障害、希死念慮といった形で現れます。逆に言うならば、極端な行動には何かしらの原因、理由があるということです。
しかし、原因や理由は複雑多岐にわたっています。それらを全て知ることは簡単なことではありません。それでも、最初の理由を知ることができれば、理解できなかった行動は理由のある行動として認識し直すことができるのです。
発達障害、感覚過敏、筋痛性脳脊髄炎を経験した自分にとって、なによりも不足していたものが情報でした。過去を振り返るたびに、より良い選択はなかったのか、せめてもう少し、情報と手段があれば、ここまで辛い人生にはならなかったのではないか、という思いが度々よぎります。
昔の話です。私は2000年代初期の生まれなのですが、その頃、発達障害というものは民間に広く知られた概念ではありませんでした。発達障害は知恵遅れ、どこかおかしい子、変わっている子供というような認識が一般的でした。
今のように書店を覗けば発達障害について書かれた書籍が並んでいるわけでもなく、インターネットで容易に情報を入手できるわけでもない、まだ厳しく難しい時代であったように思います。
情報が入手できなければ、出現する現象に対しては場当たり的、その場しのぎの対応にならざるを得ません。知識だけで問題が解決に向かうわけではありませんが、少なくとも知識に裏付けされない行動は不安定で、とった行動が正しいかが分からないまま続く不安な状態は、心身を少しずつ疲弊させていきます。人間にとって不安は大きな枷なのです。
そのような時代に生まれた我々親子は、どうにか人生のライフステージを乗り越えてきました。しかし、少ない情報から導かれた結論には、往々にして困難がつきまといます。この困難は自分の状態が把握でき、取れる対処と手段を知っていれば避けられるものであるのに、我々は知る手段と意識を持ってこなかったために難しさに正面からぶつかって行くことになったのです。
私は、自分と親が発達障害の基礎知識を備えた上で、脳の特性、環境、生活、栄養、といった諸要素を知り対応ができれば、もっと楽に、穏やかに、より良い人生を歩めたのではないかという後悔があります。子供と親がより良い人生を歩むために、自分の子供に対して親は何ができるのか、当事者として生きている人生の試行錯誤と解決の糸口を共有していきたいと思っています。
発達障害、感覚過敏がある10〜20歳前後の児童とそのご家族に向けたカウンセリングを行っております。メンタルや生活、環境に関するカウンセリングだけでなく、進路や人生設計といったご相談も承っております。
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①重度副腎疲労/慢性疲労症候群 長女ブログ
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②慢性疲労症候群と感覚過敏
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