【長女の学童期(小学4〜6年) 最重度の副腎疲労、脳のシステム障害大幅改善】
次女のアトピー・頭痛・起立性調節障害寛解を経て、最重度の副腎疲労の長女の経緯を綴っていきます。
前回のブログ、【長女の学童期(小学1〜3年)】はこちらをチェック😊↓
https://counseling-amoretto.com/blog/1510/
娘達の症状の経緯が、一筋の光になることを願います。
心と体でお悩みの方、お気軽にご相談くださいね。
長女は一年半の休学を経て、2023年4月から大学に復学しました。
これまでは、脳の使い過ぎで生活の質の低下を招いていました。
分かりやすい例でいえば、餃子の皮で餡を包む作業。
以前はヒダを作ろうにも上手く作れず、力加減も上手くいかず皮が破れる、ヨレる状態でした。
筋肉の動きは、脳と筋肉の間で神経を介し信号が伝達されることにより起こります。
餃子の餡を包もうと指先を動かそうとした時には、脳から発せられた刺激により指先へと信号が伝えられます。
・脳へ向かう感覚神経経路が過剰
・筋肉へ向かう運動神経経路の機能障害の疑い
ここが上手くいかなかったのですが、約2年近くの施術をして、程よい信号命令になってきた感じがします。←検査できないのが残念!
長女は劇的な回復を見せてくれていますが、まだまだ疲れやすいため低空飛行を維持するよう気をつけています。
そんな長女の小学3年生頃、人間関係の難しさに直面していました。
感受性が人一倍強い長女は、クラスメイトや学童の子供達と馴染むことが難しい子供でした。
合わせることが苦手、空気を読むことも苦手。
協調性を大切にする学校生活で、生き辛さを感じているように見えました。
そんな長女は、明らかな不調を出しはじめていました。
次女が生まれた頃から隠れてしていた爪噛みが進み、爪の表面までむしっていました。
相当なストレスだったのでしょう。
小学5年生頃から1〜2ヶ月に一度、学校を休むようになっていきました。
熱や咳や腹痛があるわけではなく、ただただ体が怠いという理由で。
家の中の生活はできるけれど、学校に行く為の支度まではできない。
これは不登校になったお子さんの殆どがそう話してくれますが、その予兆がこの頃から出始めていました。
生まれつき感覚器官である皮膚・粘膜・音・匂い・味・気配に敏感だったことで、負の情報が脳に伝わりすぎていました。
そして、嫌な情報をもらってしまった脳は、
①患部へ体液・免疫(白血球など)を送る
患部は腫れたり赤くなるなどの炎症が起きる
②脳は副腎ホルモンを要求する
副腎は疲弊して慢性疲労症候群になってしまう
③副腎が疲弊すると自分を守ろうと免疫反応が過敏になり、②の症状がでる
これが負のルーティンの始まりです。
感覚器官が過敏な子供は、細菌・ウイルスだけではなく、埃や花粉、化学物質などにも過剰に反応してしまいます。
また、物質だけにとどまらず、人に酔う、その場のエネルギーなど、目に見えないものにも反応してしまいます。
こういったことで、体内では侵入してきた物質や、体内で生産された排気ガス、以前罹った場所に常在する細菌・ウイルスを必要以上に攻撃にいきます。
そして体内は常に『風邪のような微熱、微熱まではいかなくとも微熱があるような倦怠感』が出るようになっていきました。
娘達がもっと小さな頃にこの知識とケア方法に出会いたかったと思いますが、出会えたことが幸運でした。
様々な症状を持つ子供のお母さん、お父さん、子供についての相談を受ける方々、ご自身が不調の方に、このブログが届いて欲しいと心から願っています🌈
川本治療所の病気の治療所ブログも参考にしています。
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